【筑後市・みやま市】筑後広域公園

公園

筑後広域公園の概要と特徴

筑後広域公園は、福岡県筑後市に位置する県内最大規模の県営公園です。総面積は192.6ヘクタールにも及び、その広大さは福岡県を代表する大濠公園の約5倍にもなります。筑後市側が119.5ヘクタール、みやま市側が73.1ヘクタールを占めており、東西約4キロメートルにわたって広がっています。

この公園は「豊かさを体感できる公園」をメインテーマに掲げ、「自然」「文化」「生活」「健康」「交流」という5つの基本理念に基づいて設計されています。特筆すべきは、矢部川の豊かな自然環境を活かした公園づくりが行われていることです。

公園内の主要なゾーニング

公園内は目的別に複数のゾーンに分かれており、それぞれが特色ある機能を持っています。文化体験ゾーンでは、芸術や地域文化に触れる機会を提供し、交流ゾーンは人々の出会いと憩いの場として機能しています。環境保全・学習ゾーンでは、自然保護活動や環境教育が行われ、スポーツゾーンでは様々な運動施設が整備されています。

充実した施設とアクティビティ


公園内には多様な施設が整備されています。特徴的な施設として、「公園の中の駅」というコンセプトで建設された九州新幹線筑後船小屋駅があります。また、芸術文化の発信拠点となる九州芸文館や、宿泊施設である「公園の宿」も設置されています。

レジャー施設としては、家族や友人と楽しめるバーベキュー広場、スポーツ愛好者のための多目的グラウンドやテニスコート、体育館などが充実しています。さらに、神社や自然公園なども配置されており、文化的な要素と自然との調和も図られています。

四季折々の花々と自然環境


公園内では季節ごとに様々な花を楽しむことができます。4月には紫色のリナリア・マロッカナやオレンジ色のハナビシソウ(カリフォルニアポピー)が咲き誇り、ツツジや青いネモフィラも見られます。5月には虫取撫子、ポピー、月見草、春咲きコスモス、菖蒲などが園内を彩ります。6月にはハルシャギクやルドベキアの黄色い花々が一面を覆い、ピンク色の虫取撫子やゴデチア、ユリなども咲き乱れ、四季を通じて美しい花々を観賞することができます。
もちろん、桜もたくさんありますので、花見のシーズンは大勢の人で賑わっております。

利用者の多様性と利便性

筑後広域公園は、個人から団体、家族連れまで、幅広い層の利用者に対応できる施設となっています。その規模の大きさは従来の公園の概念を超えており、訪れる人々に新鮮な驚きと感動を与えています。

アクセスの面でも、九州新幹線筑後船小屋駅が公園内にあることから、公共交通機関での来訪が便利です。また、駐車場も完備されており、車での来園も容易です。これらの特徴により、地域住民だけでなく、遠方からの来訪者にも親しまれる公園となっています。

環境保全と教育的価値

本公園は単なるレクリエーション施設としてだけでなく、環境保全と教育の場としても重要な役割を果たしています。自然観察や環境学習のための施設が整備されており、次世代への環境教育の場としても活用されています。また、地域の文化や歴史を学ぶ機会も提供されており、総合的な学びの場としての機能も備えています。

アクセス

アクセスは広大な駐車場がありますので車で行けば楽です。


あと南の方にも広がっており、筑後船小屋駅が公園と隣接しております。

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