柳川市

西鉄柳川駅は、水郷柳川の玄関口。車両基地も併設し、地域の交通を支えています。柳川観光の拠点として、川下りや歴史散策へのアクセスに便利な駅と、その裏側にある車両基地の役割をご紹介します。

柳川市沖端は、水天宮や北原白秋生家、立花氏庭園など歴史的建造物が点在し、伝統的な川下りや水天宮祭などの文化行事、鰻料理をはじめとする食文化も魅力的な観光地です。水郷の風情と共に、ゆっくりと時間が流れる町並みが特徴です。

柳川城は、16世紀後半に筑後国の蒲池氏によって築かれ、その後、龍造寺氏、立花氏、田中氏と支配者が変遷しながら発展を遂げた九州有数の水城です。城の最大の特徴は、沖端川・塩塚川の二河川に囲まれ、城内に張り巡らされた複雑な掘割システムにあります。この水系による防御システムは「柳川三年」と呼ばれるほどの難攻不落の要塞として知られました。